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Top Interview|20xx年未来の働き方カクトク株式会社 満田聖也CEO(後編)

2021.01.17 | George&Company,Inc.

|満田さんが考える未来の働き方とは?

 

青山:未来の働き方でのメリット、デメリットについて、どのようにお考えでしょうか?

満田:労働が“趣味嗜好”になっていく未来の世界観で、メリデメを考えたことはなかったのですが、想いつくところでは、将来的に生産活動やマーケティング活動も自動化されていったとしても、「営業」の役割や商習慣はある程度残っていくんだと思います。理由としては、人は楽をしたいという生き物なので、ベテランに聞いた方が早いよね等、すべてが自動化され難いのかもしれません。

「そういった営業の役割や商習慣」が残っていく前提で考えると、労働が趣味嗜好に近づいた世界ではどれだけの人が(営業職として)残るのかわからない部分がありますね。営業の職種に限らないかもしれませんが。

それ故にアンバランスさ(需要と供給)はどうしても出てしまい、それがデメリットに働く可能性があるのかもしれません。また、様々な選択肢があると一つを極める人が減るので、“飽き性な人”が出てくるかもしれないのがデメリットですかね。

メリットとしては趣味に合わした仕事が出来たり、ライフワークの価値観に合わせて働き方や生き方が出来るんだと思いますね。

 

|世代間による考え方の違いとは

 

青山:同世代やそれ以下の世代に関して様々な意見や論調がありますが、例えば、若者の働き方や意欲等もニュース等で取り上げられたりしますが、ざっくばらんにどのようにお考えでしょうか?

満田:そうですね、若い世代が「意欲」がないというより、面白いものが増えてきているといった時代なんだと思います。つまりは趣味が職業として成り立つような世界になり、何を極めても仕事になり得るかもしれない。そういった生き方がOKだよという価値観や情報に容易に触れやすくなっているので、敢えて従来の労働習慣や過酷な仕事に対して「意欲」を持ってやろうと、ならないのかもしれません。

そういった中で、(労働者を)受け入れる側が、選ばれる仕掛けを創っていく必要があるんだと思います。要するに「意欲」がないというよりは、「意欲」が出るような仕組みや働き方を提供していく必要があるというのが実態なのかもしれません。

青山:明らかに「働く」ことに対する考えの世代間ギャップと変化が起きていますね。

満田:若者の考え方が変わるのは“当たり前”という前提で、雇用する側がいかに取り込むことが重要なんだと思います。「巻き込みたい側」が「巻き込めるよう」に変化をしていく必要があるんではないかと考えています。

 

|未来はハッピーだと思いますか?

 

青山:最後の質問となりますが、満田さんは未来はハッピーだと思いますか?

満田:未来がハッピーじゃないと思うなら(何も)やらないですよね(笑)

青山:おっしゃる通りですね(笑) でも、なかには悲観的な将来を考える人達もいたりします。その点はいかがでしょうか?

満田:どちらかというと、「経済」であれ「人生」であれ、良い時もあれば悪い時があるのが前提として考えれば、先ほどの若者の意欲の話もそうですが、「適応性」というのが重要だと考えます。

つまり、どんな状況下でも“ハッピーにする力”ですね。例えて言うなら、300年前の人間が現代にタイムスリップしてきて、皆一様に現代が素晴らしいと言うのでしょうか?人によっては、自分が生きていた時代の職業や働き方が良いという人間もいるのかもしれません。

青山:仰る通りですね。

満田:ただそういった中で、どんな状況でも「適応力」があればハッピーに繋げられるんだと思います。

青山:仰る通りですね。また、人によって「未来」の定義は異なると思います。未来は明るい、暗いという考え方も人それぞれで。満田さんが考える「未来」とはどのようなものでしょうか?

満田:未来を見据えた際、どちらかというと「どうせ生き続けるならハッピーにするしかないよね。」という感じですかね。未来が今より良いのか悪いのか、正直分からないです。ただ、将来がアンハッピーなら別に生きる必要はないってなりますよね。何のために生きているんですか、我々は!?っと(笑)

青山:間違いないですね(笑)

満田:だからこそ、“どうせ生きるならハッピーにしていくしかない”ですよね。

青山:同感です。

満田:そして、人間の見方次第でハッピーか否かは異なると思うので、都度見方を変える事で定義も変っていくんだと思います。

 

|満田さんが考えるハッピーとは?

 

青山:ちなみに満田さんが考える“ハッピー”とはどのようなものでしょうか?

満田:すごいチープに聞こえるかもしれませんが“自由度”なんですかね。

青山:つまりはどういう事でしょうか?

満田:例えば、事業をやっていると思考の“自由度”が狭くなっていたり、行動の自由度や表現の自由度が狭いなと感じる事もあって、窮屈になる場合があるんです。お金に関して言えば、その時欲しいものが買えるかどうかの自由度も、窮屈であるかどうかに関係するんだと思います。

青山:あらゆるシーンにおいて自由度は心理的に影響を及ぼしますね。

満田:あくまでも欲を言えばですので、自由度が低いからハッピーではないとかではなく、もちろん上を目指していくのであればという考えが前提ですが。

ただ、結局の所、その業界でNo1を目指すのも、No1になる事で発言権や影響力等が手に入る事での“自由度”が大きくなるんだと思います。

 

~Thoughts~

この世の中には課題が数多く溢れている。課題がない世の中というのは存在しないのだろう。それらの課題は放って置いても片付くものではなく、誰かが「意思」を持って取り組まない限りなくなりはしない。

ただ、時としてゲームチェンジャーが突如として現われ、市場のルールを変えるとともに、これまで誰もが見過ごしていた手つかずとなっていた課題を解決と導く。そして、従来にはなかった付加価値を生み出し、次世代のスタンダードを生みだしていく。

カクトク社が取り組んでいる事業は、戦後の日本社会で誰しもが当たり前のように感じ築かれてきた「働き方」を根底から覆すサービスだと感じる。時代の転換期である「今」、新たな働き方を模索し始めている我々の気持ちを救い上げるようなビジネスの仕組みとも感じ取れた。満田氏は「働き方のゲームチェンジャー」なのかもしれない、そう感じた。

 

問題解決を図るよりも、新しい機会に着目して創造せよ。

ピーター・F・ドラッカー

 

満田聖也|カクトク株式会社(2016年創業) Founder&CEO。 営業即戦力マッチングプラットフォーム「kakutoku(カクトク) 」を運営。立命館アジア太平洋大学(APU)在学時に起業。同社が手掛ける「kakutoku」は日本最大級の営業特化型マッチングプラットフォームへと成長し、フリーランス・副業の営業職の方と、営業力を強化したい企業を繋ぐサービスとして、日本全国7,600名以上の営業職の方が登録。